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中村昌宏は和菓子職人です。100年続く老舗の割烹料理の次男として生まれ和菓子職人になる前はその割烹料理店にて料理人として腕をふるっていました。小さな頃から父の教育で、作法はもちろん、味覚、嗅覚、視覚を常に鍛えられて育ってきました。

日本料理ですから、最低限の作法だけではなく、教養も身に着けるように育てられた為、学生時代の成績はかなり良かったそうです。元々運動が大好きな子供でしたから、幼少期より空手を習っていて文武両道を地で行くタイプでした。また、料理をするのには芸術が必要という父の教えを守り、小学2年生の時から近所の絵画教室で絵を学んでいました。小学生時代には、通学時や火事を予防するポスターが市で金賞を取り表彰された事もあったようです。

中学、高校では家の手伝いをする傍ら、部活動にも精力的に取り組み、美術部と空手部を兼任し、空手では個人戦、団体戦共に県大会に出場する好成績を残しました。美術部の方でも数点の絵画はコンクールで入賞したようで、学校の下駄箱の前に立派な額縁に入れられ、しばらく飾ってありました。現在では体力的な面で空手は辞めてしまっていますが、絵を描く事は続けていて、お店に飾られる絵のほとんどが中村昌宏本人の作品になっています。数十点にも及ぶ作品のほとんどが、季節に合わせた題材をモチーフに描かれていて、来店するお客様にも好評になっています。最近では油絵だけでなく、水墨画での作品も多く、海外からのお客さんにも好評です。

中村昌宏が小さい頃から絵画教室や、両親の仕事を間近で見た事によって養われた美的感覚は、店に飾られている絵画だけでなく、料理にもしっかりと表れていてます。休日になると料理に使うお皿を焼くのも中村昌宏の大事な仕事でした。本人は数少ない趣味のひとつといっていますが、自宅の裏庭に専用の窯を用意して焼いているのはもはや職人そのもの。出来上がった皿はとても立派な物ばかりで、市販品にはないデザインの物も多く、特に大皿は季節のメイン料理を出す際などにしようされ好評です。

綺麗で繊細な盛り付けと中村昌宏ならではのこだわりの器に配置された料理が、見ている方の期待心を、より一層引き立ててくれます。中村昌宏が働いていた割烹料理屋さんに出掛けた時には、素晴らしい料理を楽しむだけでなく、お店に飾られている絵画や、丁寧に絵付けされたお品書き、料理に仕様されている一点もののお皿や湯呑みなどにも注目してみると、中村の更なる魅力に気付かされると思います。

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